ambaiシリーズと共にデザイナー小泉誠氏の手掛けるkaicoシリーズのドリップケトル。角や丸といったフォルムの美しさが大切にされている小泉氏の生み出す商品は、何年使っても飽きの来ない逸品ばかり。もちろん耐久性や使い手の手の感覚を大切にした実用性や重量なども特徴。
こちらのホーローkaicoシリーズも冷たい印象の金属と温もりのある木材という異質の素材を合わせてデザインされていて、実用性と懐かしさの共存がとても現代的。ホーローならではの艶のある白は、蚕(カイコ)の紡ぎ出す美しさと、懐古的な印象を持ち合わせているからkaicoなのでしょうか。こちらはその白に、生産地墨田の桜を思い浮かべほのかな桃色ピンクに。墨田の桜から墨桜と命名されたそうです。摘みの部分ももちろん桜材を使用しています。
こちらのドリップケトルと通常のケトルとの違いは、ドリップするという行為に特化したところ。職人技術により実現した水切れの良い三角断面の湯口、本体内部の見えない部分の穴にもその注ぎやすさの秘密があるそうです。また注ぐだけでなく、五徳や鍋敷きなどに置いた時に安定するように広めの底部を実現。もちろんIHにも対応です。日本の製品ならではの細やかな配慮とアイデアが随所に盛り込まれていて、そんな多機能性を微塵も感じさせないほどにシンプルに美しく仕上がっているところがさすがです。
【耐久性◎・保温性◎・衛生的◎】
ホーローならではの硬質のガラスコーティングで耐久性抜群。
琺瑯の表面は無機質なガラスに覆われているため、アルカリや酸、匂いにも強く衛生的。
熱伝導率の低いホーローは保温性に優れています。
また世界を牽引している技術力を有する金属加工は、東京都墨田区で生まれています。鉄ととガラス。ホーローと木など異質のものを組み合わせることにより、独特の温もりが伝わる製品に仕上がっていて、kaicoシリーズは、グッドデザイン賞も受賞しています。
【材質】
本体:琺瑯用鋼板、琺瑯、桜、18-8ステンレス
サイズmm(約):
265×130×115(厚さ0.8)
満水容量:0.95リットル
【使用方法】
直火:○ IH:○ 食器洗浄機:×
【生産地】
東京都墨田区
【デザイナー】
<小泉 誠>
1960年生東京生。 デザイナー原兆英・原成光両氏に師事。1990年コイズミスタジオ設立。 箸置きから建築まで生活に関わる全てのデザインを手掛ける。デザインはシンプルで実用性に富む。素材感を生かしたフォルムの美しさが、キッチンや住居の中で主張しすぎず、手放せない一品となるものばかり。
商品仕様
製品名: | 【直火・IH対応】kaico ドリップケトルS墨桜 |
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JANコード: | 4580275800254 |
メーカー: | kaico |