お茶を愉しむということはその時間を愉しむということ。そのための道具は、美しい立ち姿。
開口部が大きく茶葉も湯も注ぎやすく、茶葉がゆったりと対流できる形に作られています。また内部の茶漉しの面積の大きさと細やかさは、茶葉をうまく堰き止め目詰まりにしにくいのが特徴。
右利き左利きも関係なく紅茶のティーポットのように使えます。使うほどに艶を増す急須。時間を豊かに過ごすパートナーとしてぜひお選びいただきたい逸品です。
【素材】磁器 烏泥(無釉)
【生産国】日本製 【製造】高資陶苑(愛知県常滑市)
【デザイン】猿山修
【原型】金子哲郎(佐賀県有田町)
【サイズ】幅175×奥行132×高さ75mm
【容量】300ml
【重量】約220g
【東屋(あづまや)の品々について】
私達は皆過去の延長線上に暮らしています。昔に作られたものを今の食卓で使う楽しみは、同時に自分の立ち位置を確認するかのようでもあります。"今のもの"と"昔のもの"を同じ台所や食卓で使うことで、ものを大切に美しく使う気持ちが育まれていきます。毎日触れる道具や器が何気ないけれど使いやすくその立ち姿が美しいとき、きっと家族の中にもその記憶が刻印され、日常の台所の美学を通じて、その家庭の文化的エッセンスが育まれていくように思います。
東屋さんの作り出す道具たちは、そんな昔から日本にいる職人さんの鍛錬に裏打ちされた技術力と、”今”のテーブルで大いに楽しめるような機能性と日本のフォルムの美しさを兼ね備えた逸品ばかり。少しずつづつでも、料理や会話が弾むような心地よいキッチンを作り上げる気持ちを後押ししてくれる仲間として揃えていきたいものばかりです。
▲茶こしの面積の広さと細やかさがお茶淹れにはとても大切
▲こちらの商品は手前の横手(右利き用)。後手の急須もあります。